紅茶専門店 Anna Maria

福の神

 福の神

2014.1.17

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店内の様子

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おいしかったですか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今朝、開店早々、お子様連れのお客様がご来店くださいました。 まだ就学前と思われる坊やの背負ってきた小さなリュックには、桂川畔の老舗旅館のタグが付けられていました。 どうやら、嵐山にお泊りだったようです。 やっと アンヨ ができるようになったかと思われる妹と一緒に 店内を見回しながらリュックを下して席に着いたのでした。 その様子は、凡そ、邪気というものがなく、小さなリュックに福をたくさん詰め込んだ大黒様のようでもありました。 かっちゃん、かっちゃん(母さん、母さん)と、お母さんに話しかけながら、無心にジュースを飲み、無心にケーキを食べて、ただそれだけです。

 

リュックを背負って帰る姿に、福の神様がアンナマリアに福をおいてゆかれたように感じました。 子供の無心は、大人の品性に等しいものなのでは、と思ったものです。

 

この寒さの中、お母さんは赤ちゃんを乳母車にのせて、坊やを歩かせて、渡月橋を渡ってわざわざご来店くださったようでした。 門の中に乳母車が止めてあったのですが、坊やが、「今度は自動車で来ようね!」と言っていたのは、道中が大変だったのかなと心配になりました。 お宿に帰るには、又、渡月橋を渡らなければならず、真冬に渡月橋を渡るのは、冷たい風が吹き抜けて、大人でもつらいのです。

 

坊やがアンナマリアを思い出せるように、店内の写真も掲載いたしました。

 

なお、お写真掲載はお客様にご了承していただいております。

 

 

 

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